昨年2024年より、T25/T50のAGRAS新機種が発表運用されています。このタイミングで買い替えまたは新規で農業ドローンを導入する農家さんが多いかもしれませんね。
当社ではいまだに使い勝手の良いT20をメイン機としていますが、2025年より新たにT50が活躍します。主に粒剤散布(種子や肥料)で使用するため大型ドローンを導入しました。水田はもちろん、畑作の農家さんの散布依頼も増えてきている為、今年は新たにどんな場所で農作業が出来るのか今から楽しみです。
現場の圃場で実際に自分たちがドローンを操作し、散布をし、修理と整備をしています。機械のメンテナンスだけに特化するのではなく、農業ドローン散布という農作業も含めた運用知識を持った機械屋として、ワンストップで情報提供できる会社でありたいと思っているのです。
当社保有のDJI AGRAS T20では、1キロ剤などの除草剤散布には使いやすいですが、それ以上の大きな粒は不得意です。T50の大型ホッパーでは最大75L、50kgの容量があるため、散布速度が大幅に改善します。経験者であればこの違いはとても嬉しい事が分かると思います。
昨今の新しい技術により、水稲直播や陸稲にチャレンジされる農家さんも増えています。また転作地や畑では、稲や豆類の収穫前に麦を播く間作という直播の方法もよく聞かれます。少量散布に対応した薬剤も急ピッチで開発され、今後さらに大型農業ドローンが活躍する場面が増えそうですね。
私は今まで大小様々な高額農業機械を扱ってきた経験があります。農業と農家の為に出来ること、それは今までより少ない手間と経費で、少なくとも今までと同じ収量を得てもらうことが目標。機械に必要な経費を削減すれば、それは大きな利益になります。
機械販売を商売としている機械屋の方向性としては間違っているのか?いや、当社の存在理由は農家を儲けさせることです。今年もドローンを中心に農業機械を通して農家にメリットのある会社であり続けたいと思います。
※ 最近の機械は説明書を読むのではなく動画を見る事が必要です。予習として、困った時の復習としてブックマークしてください。
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